この記事は約 6 33 秒で読めます。

こんな症状が…

実に75%の女性に症状が出てくると言われてる「更年期障害」。

もし自分が更年期と言われる時期になっても、できれば症状が軽く過ぎるとありがたいですよね。

では、そもそも更年期障害というのは何が原因で起こり、どんな理由で症状に差が出てくるのでしょうか?

今回はあなたの更年期が快適なものになるよう、更年期障害の原因を知って、更年期を快適に過ごせる対策をご紹介します。

更年期障害の原因はやっぱり〇〇ホルモン?

更年期とは通常は40代半ば~50代半ばを指しており、もっと厳密にいうと、閉経前後の5年ずつを指しています。

具体的には、日本人の平均閉経年齢である50歳を参考にすると、45歳~55歳を指すとことになります。

ただ、閉経の年齢というのはその人の体質や遺伝的要素もあるので、あなたが45歳~55歳で更年期を過ごしたからと言って、友人も同じ時期を更年期として過ごすかどうかはわかりません。

こうした個人差もあって、更年期というのはなかなか「誰かとツラさを共有」できず、1人で悩むことが多くなるとも言われています。

ですから、更年期をより良い状態で過ごすためには、自分でしっかり情報を集めておくことが大切と言えるでしょう。

更年期障害の原因となる女性ホルモンの働き

女性は一生涯にわたって女性ホルモンの影響を受けて生きていきます。

これは生まれたばかりの赤ちゃんから、高齢女性までみんなです。

しかし、だからと言って一生涯の全ての期間にわたって、女性の体内で分泌される女性ホルモンが「一定量」であるかと言うとそうではありません。

そして、女性ホルモンには代表的な2つの種類「エストロゲン」「プロゲステロン」があるのですが、この2つのホルモンに関して言うと、更年期障害により深くかかわってくるのは「エストロゲン」の方ということができます。

エストロゲンの働き

女性ホルモンと言えば「エストロゲン」と言われるほど、女性の健康と関りの深いエストロゲンは、日本語では卵胞ホルモンと言われるホルモンです。

毎回の月経の終盤頃~次の排卵が起こる前頃までに多く分泌されるホルモンで、子宮に作用に妊娠に備えるのが主な働きです。

ただ、女性の健康を維持するという意味で、自立神経や感情の働きにかかわったり、骨や皮膚、脳の働きに大きくかかわったりもしています。

生涯的な分泌で言うと、生まれた時から少なくはありますがある程度は分泌されており、第二次性徴期に分泌量が増えます。

このことで、女性は性成熟を迎え、女性らしい体つきになったり、月経が始まったりするのですね。

プロゲステロンの働き

エストロゲンが女性の健康とつながりの強いホルモンである一方で、こちらのプロゲステロンは「妊娠・出産」とつながりの強いホルモンと言えるものです。

エストロゲンによって厚くされた子宮内膜に受精卵が着床しやすくする働きがあったり、妊娠後は妊娠が継続しやすくなるように、体内の水分を保持しやすくする、食欲を増進させるなどの働きがあります。

妊娠をしていなくても、月経前~月経中に食欲が増えるとか体温が高いように感じる、体がむくみやすくなるというのはこのホルモンが多く分泌されているからになります。(プロゲステロンが体内で分泌量を増やすのは排卵後~月経開始頃までのため)

エストロゲンよりもプロゲステロンの量の方が優位になる「排卵後~月経開始頃」にイライラしやすくなったり、不安感が強くなったりするのもこのプロゲステロンの作用によります。

女性の体の中でエストロゲンの作用が弱まるというのは、更年期でなくても精神的な不安定を引き起こしたり体調不良を生じさせたりするのですね。

ちなみにこうした月経前の不調がひどい場合は「月経前症候群(PMS)」と言われ、婦人科での治療を受けることも可能です。

SPONSORED LINK

女性ホルモンのバランスと更年期障害

ホルモン量と年齢

ここまでにご紹介してきたように、女性の心身は女性ホルモンの働きや作用と密接なつながりがあります。

ですから、この女性ホルモンのバランスが崩れてしまうと、イコール女性の心身のバランスが崩れてしまうことになるのです。

更年期というのは10代前半から始まった月経周期による排卵が終了し、閉経準備~閉経完了を迎える時期です。

つまり、第二次性徴期から続いてきた「エストロゲンとプロゲステロン」の周期的バランス変動が崩れる時期なのです。

エストロゲンというのは卵巣から分泌されるホルモンなのですが、体が閉経の準備を始めると、卵巣からのエストロゲンの分泌は極端に減少し始めます。

そうなると、エストロゲンの分泌によって刺激を受けていた脳の視床下部に「エストロゲンが分泌されたよ」という信号がしっかり届かなくなるのですね。

いつものようにエストロゲンが分泌されていないことがわかった脳の視床下部は「もっとエストロゲンを出すように」と卵巣に信号を送りますが、そもそも更年期に入りつつある女性の卵巣からは今までのようにエストロゲンを分泌するチカラがありません。

それなのに、脳の視床下部から「エストロゲンを出しなさい!エストロゲンを出しなさい!」と言われ続けると、女性の体はホルモンバランスを欠くことになってしまうのです。

section1

さらに、エストロゲンの分泌減少というのは、そのまま女性の「精神不安定」を生じさせる原因になったり、「骨や皮膚の健康を損なう」原因になったりするのです。

ホルモンバランスを保てていない更年期の女性の体はどんな人でも、今までとは違う感じ(体調も気持ちも)になりますが、人によってはあまり症状が重くなく過ぎることもあります。

ただ一方では日常生活が困難になるほどの症状が出る人もいますし、体はそこまでしんどくなくても、精神的に抑うつ状態になる人もいます。

症状の重さにかかわらず、多くの女性が更年期で経験する症状には「体ののぼせ」や「ホットフラッシュ」という症状があります。

女性ホルモン以外の理由で更年期障害がひどくなることも?

女性が更年期に心身の異常を感じることには大きく女性ホルモンがかかわっている=更年期障害の大きな理由は女性ホルモンのバランス異常である、というのはこれまでにお伝えしてきた通りです。

しかしながら、ホルモンバランスによって調子を崩した女性の心身の状態を悪化させる原因や理由は、ホルモンバランスの乱れだけではありません。

ここからは女性ホルモン以外の「更年期障害の原因・理由」について詳しくご紹介します。

食生活も更年期障害の原因になる?

更年期障害の大きな原因は先にお伝えしているように「女性ホルモンの乱れ」が1番なのですが、ではその女性ホルモンというのは食生活によって変わることはないのでしょうか?

これは「食生活によって変わることはある」というのが正直なところです。

というのも、きっとあなたもどこかで耳にしたことがあると思うのですが、女性ホルモン不足を感じる人は「納豆」を食べるとイイという話があります。

これは、大豆に含まれる「大豆イソフラボン」という成分がエストロゲンと似た働きをするからなのですね。

食生活が乱れていると、納豆はおろか通常の食事もままならなくなっているので、当然のことながら体は栄養不足になります。

すると体は「体を維持すること」を最優先課題にするので、せっかく納豆などを食べていても、それは女性ホルモンの代替に使われるより体の維持に使われるようになるのです。

しかし、他で十分な栄養を摂っていると、納豆やお揚げを食べたときに、大豆イソフラボンはエストロゲンと同じようなチカラをしっかり発揮できるようになります。

こうしたことから、先ずは体作りと生活の基盤となる「食生活」についてきちんと整えることが大事になってくるのですね。

そのうえで、女性ホルモンの補足として大豆イソフラボンなどを摂取すると、更年期障害予防や、更年期障害の症状の軽減に対してより効果的な結果が見られるでしょう。

生活習慣の乱れも更年期障害の原因?

更年期障害で大切なのは「自律神経を乱さないこと」です。

女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、更年期の女性の心身はベースとして自律神経が乱れやすい状況になっています。

であるにも関わらず、夜更かしを続けたり、運動を全くしないというような生活を続けたりすると、更年期の女性の体での自律神経はあっという間にバランスを崩してしまいます。

生活習慣を乱すということは、それだけでも更年期障害を生じさせたり、重くさせたりする大きな原因の1つになるのです。

実は大きな理由になる「夫在宅症候群」とは?

さて、更年期障害の原因はここまでご紹介してきたように「女性ホルモン・食生活・生活習慣」が大きく関わっています。

しかし、もう1つ、忘れてはいけない「更年期障害の原因」があります。

それは「過度のストレス」です。

多くの女性が更年期を迎え始める40代半ば~後半というのは、女性にとってどんな時期があなたは想像できますか?

もし家庭をもつ女性であれば、その頃からだんだんと子どもが自分の進路を選択する時期に差し掛かってきます。

こうした子どもの進学や就職というのは親にとっては結構な出来事です(特に母親は子どもにかける気持ちが深い分、子どもと一緒に思い悩むことが多いですよね)。

さらに年齢が進んで50代半ばくらいになってくると、次は自分の親の介護などの問題に直面してきます。

ここに、女性にとって1番のストレスとなりやすい「夫の退職」が加わると、女性の生活の中のストレスは相当大きなものになると言われています。

夫が退職(定年)してずっと家にいるようになると、仕事が忙しかった夫であるほどに、家庭や地域での自分の身の置き場を探して、妻であるあなたと行動を共にしたがったりします。

そのことが、正直に言うと女性(妻)には結構なストレスとなり、自分の体調の不安定さを加速させると言われています。

つまり、夫がずっと家にいることが、妻の心身の不安定を助長し、結果として更年期障害を重くしたりする原因になるということです。

もし自分の夫婦関係を振り返って、どうも自分はこんな感じになりそうだぞ、とあなたが思うのであれば、夫が退職をする前に、夫に趣味を探すよう勧めてみたり、地域の行事に積極的に参加させるようにしてみることをおすすめします。

せっかく長く一緒に生きてきた夫を、晩年になって「過大なストレス源」としか感じられないのはやっぱり寂しいですよね。

夫婦がお互いに幸せでいられるような方法を夫婦で探ることが、お互いにとって善い方向に進める1歩になりますし何よりあなたの更年期障害を軽減させることにつながりますよ。

産後の無理が原因で更年期障害になるってホント??

あなたが今までに更年期障害について調べたことがあったり、すでに更年期障害を迎えた人が身近にいた場合、次のような話を聞いたことはないでしょうか?

それは「産後に無理をすると更年期障害になる」または「更年期障害が重くなる」といったことです。

結論から言うと、産後の過ごし方いかんによって更年期障害になるとか、更年期障害が重くなるというようなことについて現在のところ医学的根拠はありません。

だからと言って、産後に無理をすることが良いわけでは決してなく、産後に充分な養生が必要なのは言うまでもないことです。

ただ、産後の過ごし方と更年期障害については今のところは無関係というのが現在の見方なのです。

ではどうして「産後に無理をすると更年期障害になる(更年期障害が重くなる)」というような話が色々なところで出てくるのでしょうか?

これについては、出産による「骨盤底筋(こつばんていきん)」へのダメージが関係しているのではないかと言われています。

というのも、出産では経膣分娩の場合、赤ちゃんが産道を通りやすくするために骨盤が緩む必要があります(これは帝王切開でも起こる現象ですが、経膣分娩では実際に産道を赤ちゃんが通るので帝王切開の人より骨盤が具体的に広がります)。

こうした出産での一連の骨盤の動きというのは人間の通常の生活では起こらないような「激動」なので、骨盤底筋というのはかなりのダメージを受けます。

このダメージを産後に労わって回復させる期間を持たず無理をすると、子宮や骨盤底の回復はとても遅くなってしまいます。

そして、産後の「骨盤底が回復しやすい時期」を過ぎると、その後は骨盤底がなかなか回復しなくなり、最終的に更年期を迎える頃には骨盤底全体が緩んで尿漏れを起こしやすくなったり、子宮が下がって膣から出てくるという「骨盤臓器脱」というトラブルを起こしやすくなるのです。

以上のようなことから、更年期障害と産後の養生については「直接の関係はない」にしても「間接的にはつながっている」ということになるのですね。

これが「産後に無理をすると更年期障害になる」と言われるゆえんなのかもしれません。

育児のストレスが更年期障害の原因に???

最近よく話題に挙がるものの1つに「若年性更年期障害」というものがあります。

これは本来ならば更年期と言われるにはまだまだ早い20代~30代の女性に見られる更年期障害と同様の症状です。

症状としては「頭痛」「めまい」「上半身(特に顔)のほてり」「手足の極度な冷え」という身体的な症状や「イライラ」「抑うつ感」「不安感」といった精神的な症状があります。

こうした若年性更年期障害の原因としては、以前の項でご紹介したような「生活習慣の乱れ」や「重度のストレス」があります。

そしてこの2つの大きな原因を作りやすいのが現代社会における「核家族での孤立した育児」と言われているのですね。

産後の体が回復していない時期から、赤ちゃんのお世話は24時間フル回転で始まります。

特に慣れない育児の場合は、寝不足になりやすく、生活は乱れがちになります。

そうしたストレスはすぐに自律神経を乱し、女性ホルモンのバランスを乱します。

そもそも産後は女性ホルモンがまだまだバランスを崩している状態なので、産後の女性の自律神経は乱れやすい状態なのです。

こうしたことが重なると、女性の体は更年期障害のような状態になります。

ただ、年齢が若いほど、気を付ければ気を付けただけやはり乱れた女性ホルモンなどのバランスも整いやすくなるので、先ずは周囲に協力を得ながら自分の体を整えるのが大切です。

また、産後ではなく、子どもが少し大きくなっていても育児のストレスはすぐに女性の生活リズムを崩しやすくし、月経不順などを起こしやすくなります。

もし子育て中に思わぬ月経不順や気分の不調が続く場合は、「若年性更年期よね」なんて思わないですぐに婦人科を受診しましょう。

女性の体の異変には女性特有の病気が隠れている場合も少なくないですからね。

また、こういった不調を管理していくために、サプリメントを上手に活用できるととても楽になりますよ。

副作用などもないのがサプリメントのメリットですので、一度チェックしてみてください。

>更年期障害に効果の高い<
>サプリメントランキングを確認してみる<

The following two tabs change content below.
管理人:ミサ

管理人:ミサ

更年期に苦しむ母の姿を見ていると、娘の私は自分のことのように心が痛かったです。もし、このサイトをご覧になっているあなた自身が今現在「更年期障害」に悩んでいるとしたら、一番ツラいのはもちろん自分自身ですが、周りの家族も同じように苦しみを共有していることを忘れないでくださいね。元気なあなたの姿を待っている家族のためにも…更年期障害なんて吹き飛ばしちゃいましょう!